カシミアの力を借りて

Sies Marjan、Gucci、Burberryで癒される渇望

    カシミアには、普通のウール セーターでは味わえないラグジュアリーの要素がある。その贅沢な肌触りは、神秘なまでに柔らかく、滑らかだ。カシミアのニットなら、着心地、暖かさ、エレガンスを期待して裏切られることは、まずありえない。なかでも最高にソフトな、厳選アイテムをご紹介しよう。

    画像のアイテム:帽子(The Elder Statesman)

    巷の通説とは反対に、私たちの頭部から失われる体温は全体の7〜10%に過ぎない。たとえそうでも、あくまで柔らかく繊細で上品なカシミアのビーニーが、冬シーズンの完璧なアクセサリーであることに変わりはない。

    画像のアイテム:クルーネック(Sies Marjan)

    シャーベットを夏の専売特許にしておくことはない。冬だって、確実に魅力を発揮するのだから。例えば、このみずみずしいウォーターメロン カラーは、寒い季節に躍動的なエネルギーを放散する。テクニカラーのビジョンを掲げるデザイナー、サンダー・ラック(Sander Lak)ならではの一品。

    画像のアイテム:タートルネック(Gucci)

    深みのある古風なマジェンタの色合いは、タートルネックがドレッシーにもカジュアルにもなれることを立証する。二兎を追う者は一兎をも得ず。あれこれ目移りする前に、良質なタートルネックを1枚は手許に置いておこう。

    画像のアイテム:スカーフ(Loewe)

    シンプルなアイテムのいちばんの魅力は、実用性。つまり、多用途に使いまわせることだ。このブルーを、あなたはどう表現するだろうか? ロビン エッグ ブルー、それともデニム ブルー?

    自然界ではちょっと見当たらないほど鮮明なパープルは、ずばり、Purple Labelで見つけよう。カシミアのケーブルニットは、ラグジュアリーを凝縮した特上アイテムだ。

    画像のアイテム:スカーフ(Burberry)

    このリバーシブルのチェック ロゴ マフラーは、クラシックとコンテンポラリーの境界線上にある。身に着けるあなたも、その境界を表現できる。伝統のチェック、あるいは大胆なアルファベット。どちらも、クルミ色の印象的なアクセントとして活躍してくれる。

    • 翻訳: Yoriko Inoue
    • Date: January 8, 2020