全地形対応スニーカー特集

Salomon、Prada、Nikeより勢揃い

    「LNT」は、れっきとしたアウトドア愛好家なら、誰もが心に刻んでいるモットーだ。「Leave No Trace(足跡を残さない)」の頭文字をとったもので、ハイカーやキャンパーは自然環境に与える影響を最小限にしようという原則と指針を表している。これは、森林の中でだけでなく、私たちの都市環境においても生かされるべき精神だろう。とはいえ、それは別の方法で世界に足跡を残してはいけないという意味ではない。たとえば、新作のNew Balanceのスニーカーでネオン グリーンの閃光をきらめかせるのであれば、問題ないのだ。山頂から街角まで、あらゆるアウトドア活動に不可欠な靴を集めた今回の特集では、軽い足取りで、人々の心に深く印象を残すことができる、全地形対応スニーカーの数々を紹介しよう。

    画像のアイテム:スニーカー(Salomon)

    トレッキングで坂を下るのであれ、下町を歩くのであれ、Salomonの華やかな S/LAB XT-15 Softground LT ADV スニーカーなら、快適さとスタイルを最大限に引き出してくれるに違いない。当モデルの革新的なラグ ソールの形状により、スピーディーに坂を下りることが可能であり、また、軽量なボディと二重密度のEVAソールのクッション性のおかげで、丸太や岩場、地下鉄のゲートを飛び越える際の着地も安心だ。

    画像のアイテム:スニーカー(Nike)

    Nikeが復刻した、90年代半ばのACGの古株、エア スカーンはスタイリッシュなだけでなく、サステナブルでもある。余った廃材を新たな製品へと変えるNike Regrind コレクションの一部として、このクラシックなオフロード スニーカーは、環境に配慮し、リサイクル素材から作られている。

    画像のアイテム:スニーカー(Prada)

    このイタリアの老舗ブランドを代表するクラウドバスト モデルの中でも、Prada クラウドバスト サンダーは、見ていているだけで気分が上がるほどの、超厚底ラグ ソールが特徴だ。これは、(ファッション面で及ぼす)影響を最大にすることを考えたデザインなのだ。

    画像のアイテム:スニーカー(Asics)

    日本のスポーツ ブランド、Asicsの名前は、ラテン語の「健全なる精神は健全なる身体に宿る」に由来しているのだが、この格言はブランドが目指すホリスティックな健康の精神をよく表している。現代的なカラーとブランドの新技術Solyte(ソライト)を用いた新たなソールで、再びローンチされたAsicsの復刻版Gel-Kayano 5 360は、見た目の良さだけでなく履き心地も抜群だ。このスニーカーで、大自然、あるいはコンクリート ジャングルと、ひとつになろう。

    画像のアイテム:スニーカー(New Balance)

    1998年に発売され、高い耐久性を備えたNew Balance 801は、全地形対応型というカテゴリーで初めて発売されたスニーカーだった。そのレガシーは今なお引き継がれており、このモデルは、発売20周年の2018年に、魅力的なビンテージなカラー展開で復刻された。トレイルランを走るのであれ、コーヒーを買いにひとっ走りするのであれ、この頑丈なスニーカーなら、どんな道のりでもしっかりサポートしてくれる。

    • Date: September 4, 2019