アニマルたちの惑星
Kwaidan Editions、Ashley Williams、Marc Jacobsで野生に還る

2019年秋冬のファッションは、見渡す限り、ヒョウ柄、トラ縞、爬虫類のウロコで溢れている。SSENSEでは、厳選したアニマル標本をお届けするため、今シーズンのトレンドの地平を網羅した。もうこれ以上探す必要はない、野生はここにある。

画像のアイテム:コート(Kwaidan)
実は、同じ縞模様を持つトラは2頭として存在しない。指紋や雪の結晶と同じように、縞模様はそれぞれが完全に固有のものもなのだ。Kwaidan Editionsの鮮やかなイエローのカー コートを身につけ、トラになりすまし、その縞模様、つまり自分だけのファッションを見せつけよう。

画像のアイテム:フーディ(Ashley Williams)
ここでは、自然の生息環境下にあるAshley Williamsのプルオーバーを見ることができる。極寒の地でもあなたを暖めてくれる、高密度フリースのジャケットだ。

冒頭の画像のアイテム:セーター(Marc Jacobs)
トラの咆哮は3キロ先からでも聞こえると知っていただろうか。Marc Jacobsは、大きな猫たちの大きな声を秋冬コレクションの色彩に乗せた。猛々しいピンク色で表現した、このトラ縞模様のウール セーターは、どこに行っても目立つこと請け合いだ。

画像のアイテム:トート(Wacko Maria)
レオパードは本来、単独行動する生き物だ。幸い、このWacko Mariaのトート バックは連れだって出かけるのを好むので、次回、街まで遠出する際には、うってつけのお供になってくれるだろう。

画像のアイテム:グローブ(Raf Simons)
アニマル柄ならRaf Simonsに任せよう。そのデザインには、頻繁に難解なサブカルチャーのリファレンスが取り入れられ、ここでも、最も知られていない動物が登場する。カシミア混紡の手袋の、光沢のある、まっすぐに並んだ斑点模様が模しているのは、サーバルの毛皮のコートだ。知れば知るほど、奥深い動物の世界が見えてくる。

画像のアイテム:トラウザーズ(Marni)
本質は変わらないという意味の「豹は自らの斑点を変えることができない」という諺にあるとおり、Marniのトラウザーズはその斑点を変えることができない。これほど美しい見た目なのだ。変える理由など、どこにもない。
- Date: October 15, 2019