仰天ボウリング シャツ

アートスタジオで、人の目につかずにいたいと思ったことはないだろうか。カーキ色、オリーブ色、褐色の筆のタッチをアーティスティックに配した、ヴァージルが提案する、この最新アイテムがあれば可能だ。名声が概念の集合体である以上、アーティストとミューズの両方になることだってできる。あるいは、姿を消してしまうことも。

実用目的であれ、装飾用であれ、バンダナは何世紀もの間ずっと重宝するアイテムだった。Palm Angelsのボウリング シャツは、このレガシーからアイデアを膨らませ、バンダナを胴の下から肩周りにまで広げる。この服なら、ボールをカーブさせてガターを避けるのにぴったりだ。

試合の間の休憩中、レインボー シャーベットを食べたくなったことがある人なら、この爽やかなパステル カラーの、ガーゼ地Bodeのボウリング シャツには思わず舌なめずりしてしまうだろう。シルバーのビーズをあしらったディテールがチラチラと輝く様子は、太陽の下でキラリと光る冷たいアイスそのものだ。ただし、これはデザートではなく、シャツだということはお忘れなく。

Gucciは、どうすれば完璧なボウリング シャツが作れるのか知っているのだろう。軽くて、通気性の良いコットン地で、落ち着いた水色のシャツ。星型、ハート、モノグラム、Gucciビーのモチーフなど、小っちゃなアイコンがアクセントとなり、決してこれ見よがしになることなく、適度に注意を引くデザインに仕上がっている。これぞ、真のスポーツマンシップというものだ。

色彩の魔術師の手にかかれば、シャツはカラフルな光に包まれ、着用可能なイルージョンを作り出す。このグラデーションの入ったポケット付きシャツは、カラーチャート上でほぼ対極にあるフューシャ ピンクとシャルトルーズ イエローが一体となる。この服ならば、対戦相手もこてんぱんにできるはず。自分用ディスコ ライトで輝こう。