こんな時だからこそ、気分転換

Wales Bonner、Converse、Simone Rochaを、想像の世界で楽しむ

    Fun Distraction

    仕事の仲間から引き離されて家に籠れば、できることは大してない。そこでSSENSEのエディターたちは空想を膨らませる。もしこの現実がただの夢だとしたら、何を着るだろう?

    Fun Distraction

    画像のアイテム:ラウンジ パンツ(Wales Bonner)

    特にこの時期、深く傷ついてトラウマから抜け出せないチャス・テネンバウムになる気はないけれど、このパンツは申し分ない。ラウンジウェアなのに、少しばかり「きちんと感」がある。

    この2週間はあれこれと帽子で遊んでみたが、今は園芸に打ち込んでいる。細心の注意を払って植物の手入れをし、枝を切っては挿し木に精を出し、鉢植えにし、大きい鉢に植え替える。キッチンは土だらけ。

    何の卵かわからないけど、私が行ってみたい場所から来た卵のような気がする。

    新しいブーツやゴワゴワしたトラウザーズを履き慣らす? そんなことは忘れて、頼りになるクラシックのビンテージでリラックスだ。こういうのは着古したフーディの上に着るのがいちばん。あるいは、どうしても捨てられないパジャマの上とか?

    Fun Distraction

    画像のアイテム:ショルダー バッグ(Sacai)

    「想像してごらんよ、人々が世界を分かち合っている」。ジョン・レノン(John Lennon)の『イマジン』が聞こえてくるハンドバッグ。

    Fun Distraction

    画像のアイテム:ブラウス(Julia Heuer)

    何分かのあいだでも、カラフルなプリントが注意を吸い寄せてくれるなら、嬉しい気晴らしだ。何時間も見とれていられるなら、もっといい。

    Fun Distraction

    画像のアイテム:サンダル(Converse)

    家に閉じこもっていると、創造性を発揮する新しい捌け口が必要だが、昔やっていたことを復活させるのもありだ。例えばバレエとか、オンラインのワークアウトとか。でももっといいのは、『センターステージ』と『セイブ ザ ラストダンス』の2本立てで、のんびりと寛ぐこと。トゥシューズはプロに任せて、はるかに履き心地のいいゆったりサイズのサンダルをつっかけて、ゼロ年代初めのバレリーナたちになった気持ち。

    Fun Distraction

    画像のアイテム:フーディ(Eckhaus Latta)

    犬が3匹遊んでいるだけの、シュガークッキー色のフーディ。人生で慰めを与えてくれるものが、すべて揃っている。

    • 翻訳: Yoriko Inoue
    • Date: April 1, 2020