可愛い人気キャラクターが競演!

Gucci、Marc Jacobs、Balenciagaなど、ファッションがミッキーマウスやハローキティと遊ぶ

    殺風景なミニマリズムにふさわしい時と場所がある。だが、懐かしい思い出の小径に踏み込んで、のんびり回り道してみるのも楽しいものだ。子供の頃からちっとも変わらないキャラクターは、明るい気持ちにしてくれる。だから大人になってもかけがえのない親友だ。今回は、ディズニーからサンリオまで、柔らかなフリースからしなやかなレザーまで、いつも友達と一緒にいられるウェアをご紹介しよう。

    大きな水玉模様とたっぷりのリボン結びを見るだけで、ミニーが頭に浮かぶ。たとえそこにマウスが抜けていても。

    もくもくと蒸気を上げる機関車、ピエロ、ブルドッグ。優しい虹の七色で溢れるばかりのノスタルジアを演出したユーモラスなアンサンブルは、スタイリッシュで、着心地が良くて、ちょっとパロディー風。

    ミュージック フェスティバルめぐりを止める気がない人は、このジーンズを穿いて、ロックの古典へ敬意を捧げよう。脚には「ダンシング ベア」、後ろポケットには『Steal Your Face』のカバーで有名な「ライトニング スカル」。グレイトフルデッド(Grateful Dead)の2大アイコンをあしらったThrasher ジーンズは、着古し感が魅力だ。

    ハローキティそのもの。説明の必要があるだろうか。

    ウォルト・ディズニー(Walt Disney)は、ペットの二十日鼠を見ているうちにミッキーを思いついた。アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)は、セーターを見ているうちにミッキーを思いついた。可愛いミッキーマウスが、落ち着いた色使いで、シックなミケーレ マウスに変身した。

    マグダ・アーチャー(Magda Archer)の作品は、無邪気なイラストと辛辣なコピーの落差が決め手。以後お見知りおきを。

    ドック(先生)、グランピー(おこりんぼ)、ハッピー(ごきげん)、スリーピー(ねぼすけ)、ドーピー(おとぼけ)、バッシュフル(てれすけ)、スニージー(くしゃみ)。七人のこびとを名前で呼べない人は、ぜひこのTシャツで、顔と名前を覚えて欲しい。

    • 翻訳: Yoriko Inoue
    • Date: March 18, 2020