世界を旅するトラベルポーチ

Gucci、Burberry、Bottega Venetaでゴージャスかつコンパクトに旅をする

    それほど遠くない昔、空の旅が実にがっかりな体験となる以前、なんと、商用航空が華やかな時代というのがあった。1960年代、今はなきパンアメリカン航空では、乗客に豪勢な前菜やフルコースの料理を陶磁器に盛って出していたし、今はなき旅客機コンコルドの搭乗客らは、クリスタルのシャンパン グラスでシャンパンを飲み、キャビアの試食やカナッペに舌鼓を打っていた。機内のトイレは、生花で飾られていたという噂もある。そんな飛行機旅行の黄金期は終わってしまったかもしれないが、今回紹介するトラベル ポーチやドップ キットで、次の旅行にちょっとしたラグジュアリーを加えてみよう。

    画像のアイテム:バッグ(Prada)

    ご搭乗のみなさま、ただいまベルト着用のサインが点灯しました。お持ち物がPradaのスリムなウォッシュ バッグにしっかりと収納されているか、ご確認ください。ブランドのシグネチャである、サフィアーノ レザーと軍用のキャンバス地から着想を得たナイロン製のこのドップキットなら、搭乗中の乱気流に直面しても、中身を守ってくれるので安心安全だ。

    画像のアイテム:バッグ(Gucci)

    現在、私たちの知るロゴマニアというトレンドが、旅行鞄業界から誕生したと知っていただろうか? 1800年代の時点ですでに、スタイリッシュな旅行者たちは、ロゴ模様を配した豪華なトランクやハードケースを見せびらかしていたものだ。より実用的な選択肢なら、GucciのGG柄のキャンバス地でできたポーチがいい。これならキャリーオン バッグにもすっきり入る。

    画像のアイテム:バッグ(Paul Smith)

    イギリスの風を感じるのに、わざわざ飛行機に飛び乗って大西洋を横断する必要はない。ロンドン発のブランド、Paul Smithのフランネル ポーチがあれば、どこに行っても、さりげない英国の洗練を醸し出すことができるのだから。

    画像のアイテム:バッグ(Burberry)

    リカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)のクリエイティブ ディレクションのもと、2019年5月に新たに誕生したトーマス・バーバリー(Thomas Burberry)のモノグラムは、ブランドの代名詞であるノバ チェックにもせまる勢いで上昇中だ。Burberryならではの感性が光るカラフルなトラベル ポーチで、空高く舞い上がれ。

    画像のアイテム:バッグ(Bottega Veneta)

    自分のオーラを、ファースト クラスへとアップグレードしよう。Bottega Venetaが誇る高級ナッパ レザーとクリーム色のキャンバス地で作られたトラベル ポーチなら、コンコルドの機体に勝るとも劣らない、洗練性と空気力学的な優位性を兼ね備えている。

    • Date: July 30, 2019