この秋、蛍光色で輝く

蛍光色は、モアレ模様の素材との相性も申し分ない。このMarine Serreのモアレ ジャケットは、袖をジッパーで取り外せば、ベストへと早変わり。素材としても機能性にも長けたコンバーチブル仕様だ。

もし巨大なシュシュをつけてみたいと妄想したことがあるなら、Supriya Leleがそれに近いアイテムを提供している。ただし、髪ではなく身体用に。長袖の上にアクセントとして重ね着風に着こなすのもよし、透けたトップスの下に、チラ見せしてもよし。蛍光色は、さりげない引き立て役にだってなりうるのだ。

ウールと言えば、自然のままの、控えめな色調の生成色が定番だ。だが、ここではウールに対する固定観念を一切忘れてほしい。なぜならウールは、周りの注目を集めるアイテムへと生まれ変わったのだから。時には、何をおいても人の視線を釘付けにすることが必要な時もあるのだ。

蛍光色には、どことなく動的な動きと激しさが漂う。明るい色調、作り、そしてスピード。ハイ パフォーマンス スニーカーを彷彿とさせる色彩のこのスニーカーは、上から見ても下から見ても、光を帯びているように感じる。

蛍光イエローの美しい点は、限りなくグリーンに近いところだ。春の気配、あるいは、春の記憶を呼び起こす色だ。同時に、合成的でもあり、新緑のグリーンを想起させる色でもある。その点では、このバッグも、あなたの記憶を刺激してくれるだろう…。こんなに輝いているアイテムを、忘れて出かけるなんて到底できないだろうから。