マイキー・アルフレッドの心温まるロサンゼルス
友達との共同作業とハリウッドの番人について、Z世代の大物がアイシャ・シディキに語る
- インタビュー: Ayesha A. Siddiqi
- 写真: Aidan Cullen

マイキー・アルフレッド(Mikey Alfred)と一緒に1日を過ごすと、親しい挨拶や祝辞や 激励の言葉が告げられるシーンだけを集めた、映画のモンタージュを観ているような気分になる。ロサンゼルス生まれの23歳、元スケーターの企業家が周囲へ放散するエネルギーがそういう形で戻ってくるのは、とても自然なことだ。マイキーの魅力は世の中を渡っていくうえでプラスに違いないだろうが、彼を別格の存在にしているのはその誠実さだ。
これまでミュージック ドキュメンタリー(タイラー・ザ・クリエイター / Tyler, the Creatorの『Cherry Bomb』)やミュージック ビデオ(レックス・オレンジ・カウンティ / Rex Orange Countyの「Sunflower」)の監督をしたことはあるが、マイキーの目は常に映画に向いていた。私たちが初めて会った数年前に見せてくれたビデオでは、なんと、12歳頃のマイキーが現在達成しつつある目標をはっきりと言葉にしていたのだから。すでに実現させた映画には、例えば、ジョナ・ヒル(Jonah Hill)と共同制作して高い評価を受けた『Mid 90s』がある。マイキーは、この映画を制作するうえでもっとも重要な要素のひとつ、スケーターのキャスティングを担当した。
今は、ブランドがお抱えスケーターの生活に圧力をかけられる時代だ。だがマイキーには、自分で作ったスケート チーム「Illegal Civilization」がある。もとはと言えば、ノース ハリウッドのスケート パークで知り合い、友達になったスケーター集団だった。やがてマイキーの発案で、スケート遠征の費用を捻出するためにTシャツをプリントするようになり、それがさまざまなベンチャーの形態へと拡大し、最終的にはメンバーのキャリアへと繋がった。マイキー・アルフレッドは大きな夢を描くが、同時に、彼にかかるとロサンゼルスが血の通った温かいコミュニティに思えてくる。
脚本に基づいた最新の公開作品 『The Dispute』は、ケイシー・エリス(Kasey Elise)とアンドレア・エルズワース(Andrea Ellsworth)が演じる女友達が主人公。ロスのサウス セントラル地区育ちのふたりは、それぞれの嗜好や野望から、友情の危機に直面する。実生活でも友達同士のふたりが、マイキーの監督と助言のもと、脚本を書き、出演した。公開後に発売された限定グッズには、近々8月にドロップが予定されているConverseとのコラボと同じく、マイキーのシグネチャである漫画チックなイラストが使われている。
知り合いになって以来、マイキーはどんどん大きく成長してきた。将来の大物と呼ぶ人もいるだろうし、それは間違いではないだろう。だが、もっと強い印象を刻むのは、マイキーが人々を気に懸け、サポートする独創的な成功モデルを編み出している点だ。大志に根差す世界を誕生させた多くの選択について、マイキーと対話した。

Mikey Alfred 着用アイテム:シャツ(Off-White)、タートルネック(Calvin Klein 205W39NYC)、ジーンズ(Lemaire)、シューズ(Brioni) 冒頭の画像のアイテム:セーター(Gucci)
アイシャ・シディキ(Ayesha Siddiqi)
マイキー・アルフレッド(Mikey Alfred)
アイシャ・シディキ:あなたの両親について話していたところだから、あなたのキャリアに対する両親の考え方から始めましょう。あなたがカレッジへ進学しないと決めたとき、両親の反応はどうだった?
マイキー・アルフレッド:僕の両親は行動派なんだ。僕が映画を作りたいと言えば、それは会社を作りたいという意味だし、両親はそれをきちんと理解してたね。一般的に言えば、葛藤が起きるのは、両親が子供の考えを理解できなくて混乱したり、「そんなことでどうやって生活していくんだ、そんなことがキャリアになるのか」みたいな考え方をするときだ。でも僕の両親は、僕の考えてることをちゃんと理解していた。そもそもふたりとも、現代の象徴といえるような人たちのそばで長年過ごしてきたんだ。母は、25年間、ロバート・エヴァンス(Robert Evans)のアシスタントをやってる。ふたりとも業界の内情を知り尽くしてるから、その意味で、僕にはやらせたがらなかった。エンターテイメントの業界はすごく汚くて、「誰も信用できないし、安定してない」といつも聞かされてたよ。頂点にいる10%だけがいい思いをしてて、それ以外はみんな生活に苦労してる。だけど、僕には自分のやりたいことがわかってたし、自分にとって正しい選択が何かもわかってたから。進学は、僕にとっては正しい選択じゃなかった。
何かを選択する場合、頭で考えるんじゃなくて内面の直感に従うというのは、とても重大な要素よね。でも、成功するまでは、直感を信じるしかない。どうやって、直感を磨いたの?
人生の目的は、真実を追求することだ。直感に関して言うなら、僕にとって正しい選択だろうか? 僕の究極の目標に通じる選択だろうか? と自問してみることだ。だけど、正しい答えを見つけるには、先ず、自分自身を知っていることが前提だよね。僕自身は、子供の頃から、いつも自分のことをよく理解してた。自分が置かれている状況、周囲の人の生活で僕が演じている役割…そういう自己認識が、職業に関する選択で役に立ってる。
直感と衝動は、どうやって見分けるの?
アートに関する限り、大切なのは臨場性だ。つまり、そのときその場でどう感じるか。それを、脚本なり、短編映画なり、長編映画なりの形へ転換する。直に感じたことが、いちばん真実の感情だから。考えすぎないこと。考えすぎると、理屈にとらわれてしまう。反対に、ビジネスには常に3日のルールがあてはまる。つまり、3日後も関心が持続しているだろうか? 3日後にも大切なことだろうか? 答えがノーなら、やらないこと。事業上の選択なら、同じ原則が30年のルールになる。どの方向へ向かうか、どういう種類のコラボレーションに参加するか、それは30年後の僕に役立つだろうか? あまりにホットなものには手を出さないように、できるだけ自制するね。一時的な大流行は、次の年には誰にも見向きもされない。6か月後には消えてるような人たちとたくさんビジネスをするよりは、たとえ少なくても、消えることのない人たちとビジネスをするほうがいい。
長期的な展望でも、本当にそういうことが大切よね。内面から沸き起こるクリエイティブな欲求や意欲を持続させて、自分の信念や自分が参加したいと思うことに投資する…。
友人のアンドリュー・キンブル(Andrew Kimble)も、ビジネスを実践するうえでの価値観をよく話題にするよ。法的に許されるかではなく、倫理に適うかに基づいて構築する事業は永久に破綻しないって。同じことが、創造の面にも当てはまると思う。ただできるからという理由でやるプロジェクトから、良いものは生まれない。
あなたが説明したことは、タイミング、それも上手くタイミングを掴むことが出発点ね。将来的な目標と今現在やりたいことは、どうやってバランスさせるの?
一度、すごく優秀なエグゼクティブと一緒に、ボッチェっていうボール ゲームをしたことがあるんだ。彼は、ボッチェのボールを見るのと同じように映画界でのビジネスを考える、と話してくれた。つまり、誰にいちばん力があるかじゃなくて、それを言うなら、誰がいちばん良いアイデアを持ってるかですらない。すべては緻密で正確な計算なんだ。大切なのは、適切なときに適切なことをやれる人物を見抜くこと。
目標を守りつつ、かつ自分にとっての真実を失わず、両方をバランスさせるうえで、緻密な視点は素晴らしいツールね。これまでのところ、映画界での体験はどう?
ジョナのおかげで、色んな人と、とても特別なやり方で知り合うことができた。僕が今現在の水準になるまでに、ジョナには本当に助けられたよ。これまでにわかったのは、いわゆる業界の守りを固めてる人は、大抵の場合、僕に対してとてもオープンで共同の仕事を歓迎するか、もともと恐怖心や不安があるために僕のことも恐れるか、どちらかだね。23歳の黒人の若造がビジネスを立ち上げて、作品が広く配給されて、Converseとコラボして、ジョナ・ヒルと共同で映画を作って、ケーブル放送のテレビ番組を持てる。そう考えるだけで腰が引ける人がいるんだよ。これまで、僕みたいな人間を見たことがないんだ。
あなたの自意識がとてもしっかりと確立されているのは、何のおかげ?
僕の両親は素晴らしい人たちだし、素晴らしいおばさんやおじさんたちもいたから。僕が育った家はノース ハリウッドの通りの突き当たりにあってね、その突き当たりに住んでた人みんなが僕を育ててくれたんだ。土台がしっかりしていれば、当然、自分をよく理解できる。僕は、自分の人生やキャリアを考えるとき、どうすれば深く根を下ろせるかを考えるようにしてるんだ。だから、どこかの会社を訪問するときは必ず、アシスタントの人たちと親しくなることを心がける。僕を社内へ通してくれる人たちと仲良くなることを、心がける。そういうやり方で、根を張って力をつけていく。上層部との関係だけじゃ、風向きが変わって上が吹き飛ばされたら、一緒に吹き飛ばされる。
あなたもあなたの両親も、カルチャーが変化する時期や現代社会の大物と繋がりがあるのには、驚かされるわ。あなたのお父様はバスキア(Basquiat)とも知り合いだったんでしょう? あなたも、現在の一流ミュージシャンに知り合いが多い。そういう類似をどう思う?
僕の両親がカルチャーの担い手と知り合いだったり、そういう人たちのサークルに属しているのは、常に真実を追求してきたからだと僕は思ってる。そして、人に対して誠実であったこと。僕自身に関して言えば、タイラーととても強く繋がってる。お互いに本当の姿でいられるから。そういう心構えで、僕は素晴らしい人たちと、それも高いレベルで繋がることができてる。
あなたの場合、友情もビジネスも尊敬できる先輩も、全部が重なり合ってるのね。相互に対立することはある? そういうときは、どう調整するの?
対立が生じることはあるよ。友達とはビジネスをするなというのが定言だけど、正しくは、悪友とはビジネスをしないこと。これは本当だと思う。
6か月後には消える人たちとたくさんビジネスをするより、たとえ少なくても、消えない人たちとビジネスをするほうがいい
あなた自身の世界が広がっていくにつれて、自分以外の人たちの可能性を応援する。これは、あなたにとってとても大切なこと?
うん。例えば『Mid90s』には、ナケル(Na-kel)とライダー(Ryder)とサニー(Sunny)をキャスティングできたし、出演者のほとんどはそれまで個人的に付き合いがあった。知り合いを登用するのは、僕にはとても大切なことだ。ジェイ・Z(Jay-Z)も言ってたけど、豪邸があったって、中に人がいなければ何の意味がある? それこそ、ジョナ、タイラー、フランク・オーシャン(Frank Ocean)、スパイク・ジョーンズ(Spike Jonze)、その他にも僕を導いてくれた人たちが、僕にしてくれたことだしね。みんながツールを持たせてくれた。表現の手段を与えてくれた。
あなたのスタイルは、どういうふうに出来上がったの?
ハイスクールの1年目は、ロサンゼルスにあるイエズス会の学校へ通ってたんだ。ロヨラっていう名前の私立だけど、金曜日以外は、必ずポロ シャツを着て、しかもシャツの裾をズボンの中に入れるのが校則でね。中にはそれを毛嫌いして、わざと小さいサイズのポロを着て裾がはみ出るようにしたり、何が何でも反抗する生徒もいたけど、僕は嫌じゃなかった。シャツの裾をズボンに入れる着方、そういう身だしなみが好きだったよ。ちゃんとした服を着て、きちんと身なりを整えるのが好きなんだ。
私たちが友達になる前だけど、あなたがIllegal Civilizationのホワイトのカーディガンとナンタケット レッドの「North Hollywood」セーターを着てたのを覚えてるわ。あのスタイルの基本は「プレッピー」だけど、それをLAの黒人やラテン系のスケーターが着る。以前は、人種、階級、特定の集団のスタイルに関連性があって、それぞれのカルチャーを象徴していたけど、今は、そういう関連性が失われつつある。流用されたり、新しい意味を与えられたりして…それは素晴らしいことだと思うの。「プレッピー」スタイルをどんなにクールに着こなせるか、白人の退屈な気取り屋に任せておく必要はないもの。あの視覚としての伝統とスタイリングを、私たちはもっと上手に着こなせる。あなた個人のスタイルは、確かに、そういう新しい波の一部だわ。自分の外見を十分に意識して、考えたうえで洋服を選ぶあなたとしては、そういうことも考えてる? カルチャーの流れを把握して効果的に表現することが、あなたの仕事にはどの程度の割合を占めるのかしら?
知ってると思うけど、ひとつ、僕の父がしょっちゅう繰り返す話があるんだ。とてもいい話だから、実は、いつか映画に使いたいと思ってるんだけどね。さて、父は、ロサンゼルスでも決して豊かとは言えないサウス セントラルの地区で育った。そういう父にとって、金持ちになるということは、Stacy Adamsのブラックのドレス シューズを履いて、ゴールドのアクセサリーをつけて、チェーン ネックレスをすることを意味した。やがて、父もロヨラへ行くことになった。そして、登校した第一日目に、生まれて初めて裕福な家庭の子弟を目にしたんだ。両親は何億ドルも持ってるような金持ちだ。事実、ロヨラには、業界を牛耳ってる人たちの子供も通学してたからね。ところが、そんな家庭の子供たちが履いてるのは、取り立てて高級でもないSperry Topsiderや薄汚れたホワイトのVansなんだ。そこで父は、すっぱりと考えを改めた。いつか子供ができたら、その子にはStacy Adamsに憧れる段階を踏ませない – そう、自分に言い聞かせ続けた。その子はSperryを履くようになる。黒人がプレッピーなスタイルをすることの意味 – それを僕は、父と母のふたりから教え込まれたんだ。

着用アイテム:カーディガン(Thom Browne)
あなたは、人の誤りを見て学習する人よね。大きな教訓を学んだことはある? たとえ色々と指導してくれる人やサポートしてくれる人がいても、結局は地図のない場所へ踏み出したんだもの。今あなたがやってることの多くは、自分で一歩ずつ切り拓いてきたことだわ。
世界中のほとんどの人は、何かをやらざるを得なくて、やった後に誤りだとわかって、それから行動を変える。僕がどこか人と違う特別な人間だとは思ってないけど、僕個人に関する限り、何かをやって間違いを犯す必要はないんだ。やるなと言われればやらない。人の意見に耳を傾ける。
あなたの仕事には、いつも、努力と運のバランス、それから適切なときに適切な場所にいることが一貫してるみたい。運命を信じる?
運命は信じるよ。それに関連して、ロバート・エヴァンスが教えてくれたことがあるんだ。みんな学校へ行って勉強するよね。試験を受けるときが来たら、良い点をとって、先へ進む。人生もそれと同じだ。勉強して、きちんと宿題をやって、自分の意見をきちんと言えるようになってなきゃいけない。そうすれば、試験が来ても合格できる。つまり、僕の場合は、映画について、ライターについて、展開していく方法について理解しておくってことだ。そうすれば、ジョナ・ヒルに会っても、ライアン・クーグラー(Ryan Coogler)に会っても、試験に合格できる。みんなコネ作りに必死だけどね、たとえバラク・オバマ(Barack Obama)に紹介されたって、何を話していいかわからないんじゃ、意味ないだろ? コネなんか役に立たない。宿題をやってなかったら、部屋で相手と向き合ったとき、とてもごまかしは利かないよ。
何を勉強してるの?
今、枕元のテーブルに置いてあるのは、2018年のエグゼクティブ トップ1000が紹介されてる『バラエティ』。誰が、どういう人物か、どこで、なぜ現在の仕事をしてるか...それ知っておきたいから。以前のエグゼクティブについても研究する。ワーナー・ブラザースやMGMを動かした経営陣、パラマウントのチャーリー・ブラドーン(Charlie Bluhdorn)…。アートの面では、映画を観ること。本棚にはDVDのケースがみっちり詰まってるよ。僕のアマゾンのアカウントを見たらわかるけど、もう1000枚以上買ったな。とても真剣に取り組むんだ。赤いノートに、映画のタイトルと、それを観て僕が刺激されたこと、影響されたことを全部書き付けてある。クルーと仕事をしてるときに、そのノートを取り出して目を通す。それから音楽も聴く。YouTubeで、何時間も何時間も、ひたすらクレージーな音楽を聴いてるよ。
あなたを見て、「僕にはロバート・エヴァンスもついてないし、タイラー・ザ・クリエイターみたいな友達もいない」と思う人、そういう繋がりを持ちえない場所にいる人には、どうアドバイスする? たくさんの人と知り合えて、クリエイティブな業界へ出入りできる道が豊富に開かれている点では、ロスやニューヨークは魔法の場所だもの。どこかの小さな町で、このインタビューの記事をオンラインで読んで、共感はするけど、あまりに世界がかけ離れてると感じる人は、どうすればいいのかしら?
いい質問だな。それについては、いつもみんなに言ってることがある。 エンターテイメント業界では、アイダホやオハイオやアーカンソーの出身なら、それだけで余計に価値があるんだ。なぜかというと、視点が違うから。みんな、ロスやニューヨークへ出て夢を追いかけようと考えるけどね。僕の考えでは、本気で自分自身であることを追求して、小さな池の大きな魚になる方が賢い。映画を作りたいんだったら、素晴らしい映画を作って、最高にクールな存在として、町の住人全員に知られるようになることだ。そうすることで、磁力のような働きが生まれる。
僕はよくN.W.Aのことを考えるよ。コンプトンという小さな町で生まれた最高のグループだ。コンプトンに住んでて、N.W.Aを知らない人はいなかった。いいかい、町全体に知り渡ったら、次は外へ広まっていくんだ。Odd Futureだって、フェアファックス出身だ。フェアファックス界隈で、Odd Futureを知らない人はいなかった。外からフェアファックスへやって来た人は、必然的にOdd Futureを知るようになる。有名人、例えばケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)がツアーでミネソタの町へ行くとするだろ。実際、ツアーではそういうところへ行くんだから。それで、「ミネソタで今最高にクールな奴は誰?」と聞くと、誰かがこいつだとかあいつだとか教える。すると、ケンドリックは「じゃあ、ちょっと拝みに行くか」ってことになる。それで、すべてが変わる。自分が住んでる場所で、いちばん有名で、いちばん尊敬されるようになることが最善の方法だと、僕は信じるね。5年前、ノース ハリウッドの住民は誰でもIllegal Civilizationを知ってたよ。ノース ハリウッド以外の場所で知られるようになったのは、その後だ。
スケーターがコミュニティを形成する点で、スケートはユニークなスポーツね。私の経験では、とても開かれた集団だし、努力することと失敗にこだわらない価値観を共有してると感じたわ。忍耐と励ましを大事にする…。あなたは、スケートから何を学んだ? スケートは何を教えてくれるのかしら?
スケートが僕に教えてくれたのは、努力することの意味。忍耐を学んだよ。
スポーツとしてのスケートと、産業としてのスケート…。私たちの世代で、スケートは大きく変わったけど、将来のスケート界はどうあってほしい?
企業としての成功に関して、もっと自然体になれればいいね。成功というと、魂を売り渡すみたいに考える人が多いけど、それは間違いだよ。100%自分自身でありながら、なおかつ高い水準の成功を実現することだってできる。
マイキー・アルフレッドにとって、人生の意味は何?
ポジティブに思考し、勤勉であり、人として最善を尽くし、愛してくれる人たちと時間を過ごすこと。僕を追いかける人たちを追いかけること。
Ayesha A. Siddiqiは、ロンドンを拠点とするライターであり、トレンド フォーキャスターである
- インタビュー: Ayesha A. Siddiqi
- 写真: Aidan Cullen
- スタイリング: Mikey Alfred
- 制作: Emily Hillgren
- スタイリング アシスタント: Alondra Buccio
- 協力: Aramis Hudson、Davonté Jolly、Ryder Lee Mclaughlin
- 撮影場所: All Amusement Fun Center、Circus Liquor、Pinocchio’s Restaurant
- 翻訳: Yoriko Inoue