Nadia Goharとデジタルの神話

トロントを拠点とするアーティストと交わした、サイバースペース、コラボレーション、商業主義についてのビジュアル インタビュー

  • インタビュー: Searching For Collective
  • 画像提供: Nadia Gohar

トロントを拠点とするカイロ生まれの画家Nadia Gohar(ナディア・ゴハー)は、古典的な静物画を利用して、アイデンティティ、ノスタルジア、文化の転位といった極めて現代的な問題を検証する。巨大で抽象的で色鮮やかな彼女の素材は、神話中の人物からアンドレ・ブルトンの小説第二作「ナジャ」まで、幅広い参照に支えられている。ブルトンの小説「ナジャ」は、可能な限り最もシンプルで実存的な質問「私は誰か?」で始まる。それはゴハーの作品が追究する問いでもある。

アートコレクティブのSearching Forは、現在進行中のプロジェクトで、Goharとコラボレーションを行なった。すなわち、対話の中心的形態として、クリエイティブ業界ではよく知られたムードボードを利用する、ビジュアルに基づいたインタビュー集である。

今の仕事をなぜ選んだのか教えてください。

アーティスティックな面でも、作品をプロモートするマーケティングという点でも、あなたが影響を受けている人物はいますか?

あなたは、ご自身を積極的に売り込む方ですか? どのように? それは、現在に至るまでのあなたのキャリアの中で変化してきましたか?

今までのキャリアの中で、いちばん難しかった決断は何でしたか? もっとも大きな満足を得られた決断は? それらふたつは同じ決断でしたか?

商業主義に走ってしまったことはありますか?

アーティストとしての活動で、どのようにインターネットを使っていますか? ネットからインスピレーションを得て制作を始めることはありますか? それともネットはむしろ、自分の作品をより広い範囲に露出させるためのプラットフォームですか?

コラボレーションに対するあなたのアプローチを教えてください。特に、地理的に離れている場合、どのように向き合いますか?

このインタビューは、あなたの活動の一例ですか? あなたが行うコラボレーションの多くは、現実空間で起こりますか? それともサイバースペースの中ですか?

同業の人たちに関して、あなたが興味を持っていることはなんですか? 次にインタビューする人たちに、私たちはどんな質問をしたらいいでしょうか?

  • インタビュー: Searching For Collective
  • 画像提供: Nadia Gohar