Sven Harambašićの危険な夢
サイバースペース、コラボレーション、商業主義について交わしたヴィジュアル・インタビュー
- インタビュー: Searching For Collective
- 画像提供: Sven Harambašić

「これらのプランは現実世界に向けて立てられたものだが、ダ・ヴィンチの絵画の中に描かれた夢と同じように、およそ達成不可能なものだ」。インターネットとインスピレーションについてわれわれが尋ねた質問で、Sven Harambašićはそのようにコラージュで返事をくれた。クロアチア人の写真家であり、デザイナー、そしてアートディレクターをこなす彼の作品は一度見たら忘れられないほどミニマルで、その作品の中には民話や古代の大理石彫刻、精神身体医学の要素が織り込まれている。Harambašićはここに、ドローイングであり、またStanley Kubrickと「アサシン クリード(アクションゲームシリーズ)」から受けたインスピレーションである、うっとりするような優美な屍骸(他人が何を制作しているか知ることなしに自分のパートだけを制作する、シュールリアリズムの手法)を作ってくれた。Michael Jordanが、タロットカードとPink Floydのアルバム・ジャケットの上でダンクを決める。首を切られた神々が美術館のエントランス・ホールでぐったりと横になる一方で、陰謀説と旗がその下で燃えている。夢を実現することが核心ではない。たいてい、実現できない物こそがもっとも美しいのだ。
アートコレクティブ Searching Forは、現在、イメージを中心に据えた挿話的インタビュー集の制作に取り組んでいる。これは、クリエイティブ業界ではよく知られているムードボードの手法を記事のメインフォーマットにし、短いテキストと画像とでやり取りをするインタビュー集である。その中で、彼らがHarambašićと展開したコラボレーションをぜひご覧いただこう。
Searching For Collective
Sven Harambašić
今の仕事をなぜ選んだのか教えてください。
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商業的な成功と、クリエイティブな発想を維持することのバランスを、どのように保っているのですか?
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アーティスティックな面においても、自身の名を広めるためのマーケティングという点においても、あなたが影響を受けている人物はいますか?
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あなたは、ご自身を積極的に売り込む方ですか? それはどのように? それは、現在に至るまでのあなたのキャリアの中で変化してきましたか?
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今までのキャリアの中で、最も大変だった決断はなんでしたか? そして有意義な決断は?それら二つは同一のものですか?
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自らの主義に反して商業主義に走ってしまったことはありますか?
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あなたとお金との関係は対立的なものですか? それとも共生的なものですか?
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アーティストとしての活動の中で、インターネットをどのように使っていますか? あなたは、ネットからインスピレーションを得て制作を始めることはありますか? それともネットはむしろ、自分の作品をより広い範囲に露出させるためのプラットフォームですか?
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コラボレーションに対するあなたのアプローチを教えてください。とりわけ地理的に離れている場合はどのように向き合いますか?
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このインタビューは、あなたの活動に影響を与えますか? あなたが行うコラボレーションの多くは、現実空間内で起こりますか? それともサイバースペースの中ですか?
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同業の人たちに対して、あなたが興味を持っていることはなんですか? 次にインタビューする人たちに、私たちはどんな質問をしたらいいでしょうか?
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- インタビュー: Searching For Collective
- 画像提供: Sven Harambašić