adidas 短編フィルム『無限の沈黙』
映画製作者のマックス・ルスと現代音楽家のコージー・ラディカルが創造した、心の健康に関する詩的な映像世界
- 監督: Max Luz
- 出演: Kojey Radical
- 作曲: Daniel Thorne @ Erased Tapes Records

デジタルの時代は、精神と肉体の関係を不可逆的に変えてしまった。私たちの肉体に磨きをかけ、イメージとして投影する舞台は数多くもたらされたが、内省の場所はほとんど与えられていない。adidasのために新しく制作した短編フィルムで、ドイツのライターでありディレクターであるマックス・ルス(Max Luz)と、イギリスの詩人であり現代音楽家であるコージー・ラディカル(Kojey Radical)は、インターネット時代が必要とする人間同士の誠実な繋がりを問いかける。ふたりのアーティストは、どちらにとっても非常に密接なテーマである心の健康に対して共に向き合い、詩的な映像世界を通じて対話を促す。私たちはどのような健康を擁護するのか。 それを問う対話への誘いである。幸福に関する話題が往々にして肉体を中心に語られる場所では、心の健康に関するなおさら難しい対話を避けて通ることはできない。私たちは誰しも、自分たち自身の不在を切望している。自分自身からの解放を必要としている。だからこそ、私たちは声を上げる必要がある。
- 監督: Max Luz
- 出演: Kojey Radical
- 作曲: Daniel Thorne @ Erased Tapes Records
- スタイリング: Anna Pesonen
- メイクアップ: Sara Minter
- プロデューサー: Savvas Stavrou
- 撮影監督: Rina Yang
- 協力: Emily Rudge @ ICONOCLAST UK
- ポストプロダクション: Dave Davis @ Trim