SSENSE WORKS with
ジェレミー・O・ハリス
SSENSEとクリエイターによるコラボレーション ラインが始動
- 監督: Joshua Kissi
どんなストーリーも展開を求めるし、起こるべき時を必要とする。今この時期だからこそ、SSENSE WORKSが始まる。SSENSEとクリエイターの進化を続ける相互作用から生まれた、さまざまな語りを提示するために。記念すべき第1弾のコラボレーションは、SSENSEマガジン秋冬号の表紙を飾った、才気溢れる博識の劇作家ジェレミー・O・ハリスをパートナーに迎えた。

Jeremy 着用アイテム:シャツ(SSENSE WORKS)、ショーツ(SSENSE WORKS)、トート(SSENSE WORKS)
「感嘆符のジェレミー・O・ハリス!」で、ライターであり批評家でもあるドリーン・サンフェリックス(Doreen St. Félix)に語ったように、ジェレミーと衣服を結びつけるのは情熱だ。ジェレミーは素材から意味を構築する。今回のコレクションは、歓びと継承すべき影響を創造した黒人アーティストたちから発想した。ゾラ・ニール・ハーストン(Zora Neale Hurston)の著作の精神、エセル・ウォーターズ(Ethel Waters)の歌の響き、ジェイコブ・ローレンス(Jacob Lawrence)の絵の色合い、カール・ヴァン・ヴェクテン(Carl Van Vechten)の写真の風合い。映画監督ジャニクザ・ブラボー(Janicza Bravo)、写真家タイラー・ミッチェル(Tyler Mitchell)など、友人や仕事仲間のスタイルを映したコレクションは、ジェレミーの多面的スタイルを余すところなく表している。親近感と特異な個性、全体性と局所的な連帯感。秀でた真の才能は、そんな矛盾を衣服に託す。

Jeremy (左) :シャツ(SSENSE WORKS)、ラウンジ パンツ(SSENSE WORKS) 画像のアイテム:シャツ(SSENSE WORKS)
コレクションの全貌を紹介するジョシュア・キッシ(Joshua Kissi)監督の映像には、ジャージの組み合わせからワークウェアまで、さまざまなシルエットとファブリックが交じり合って流れる。ジェレミーの演劇が暗示するように、世界が舞台なら、デザインされた衣服は舞台衣装だ。ジェレミーの文章が語るように、あらゆる言葉のやりとりが対話なら、自分の衣服を探す行為は独白であり、台本はあなたの袖に縫い込まれている。ジェレミーを敬愛する人が知っているように、ジャンルが雰囲気の別名に過ぎないなら、心の琴線がもっとも美しいロマンスを奏でる場所がここにある。
ジェレミーはロイヤルティの全額を、The Bushwick Starrの「Pet Project Grant」に寄付します。ジェレミーは、パンデミックの期間中、劇作家に財政支援を行なう同プロジェクトの提携パートナーです。
SSENSEはジェレミーの活動に賛同し、本コレクションの純利益の一部を同プログラムへ寄付します。
- 監督: Joshua Kissi
- 写真監督: Courtney Bennett(ロンドン)
- 写真監督: Bob Hoste(ニューヨーク)
- ヘア: Shamara Roper
- 音響エンジニアリング: Mike McGinn
- ポストプロダクション: Weekend Post
- 制作: Olivia Gouveia / Rosco Production
- リタッチング: revivethecool
- 翻訳: Yoriko Inoue
- Date: December 16, 2020