そろそろワンピースの出番
GanniからMolly Goddardまで、SSENSE限定の2020年秋冬ワンピース カプセル コレクションを、メレク・ザータルのアートワークで見る
- アートワーク: Melek Zertal
どんなワンピースにも、必ず雰囲気がある。夏の日に着るサマードレスは、流れるようなラインで着る人の魅力を引き立てる。もしかしたら、フローラル柄かもしれない。肌寒い夜のディナーに活躍するセータードレスは、贅沢なカシミアにキラリと光るお洒落なフープ イヤリングがよく似合う。シンプルなブラックのドレスは、何を着ればいいかどうしても決まらないときに手を伸ばせる、万能のオプションだ。絶対に間違いない。とはいえ、最後にワンピースを着たのはいつのことだったろうか?
ワンピースは、人類が身につけるようになった衣服の原型と言える。その後の歴史を通じて、「外套」や「マント」や「ローブ」など、さまざまな名前で呼ばれたが、女性なら誰しも一度はワンピースを着たことがある。さて6月に『The New York Times』が読者に問いかけた。「苦痛の痕跡が点々と残された世界に再び関わるときが来て、肩から上ではなく、全身で互いに向かい合えるようになったら、何を着たいですか?」。答えは「ワンピース」。ワンピースは、家でゆったりと寛ぐにも、外出するにもふさわしい。どんな状況も共にしてくれる誠実な存在だから、私たちもワンピースに誠意を尽くす。2020年秋冬シーズンに先駆けてSSENSEに登場するワンピース カプセル コレクションは、その証だ。メレク・ザータル(Melek Zertal)のユニークなアートワークでご紹介するのは、いずれもSSENSEだけの限定デザイン。Molly GoddardからPeter Do、Charlotte Knowlesまで、ワンピースの似合わない日はない。
- アートワーク: Melek Zertal
- 翻訳: Yoriko Inoue
- Date: August 26, 2020