Regulation Yohji Yamamoto タートルネック
しばしばドレスメーカーを自称するアバンギャルドなデザイナー山本耀司は、常にウィメンズウェアに対する一種の親近感を持ち続け、メンズウェア コレクションで女性的な要素を模索したことも一度ならずあります。 ファッション界の重鎮として広く認識されている山本は、Yohji Yamamoto ブランドや数々のコレボレーションによる輝かしいキャリアを通じて、数えきれないほどのテーマやアイデアを追究してきました。 そして 70 代の半ばを迎えた今、ウィメンズウェアとの関係性、第二次大戦で召集されたまま戻ることのなかった父、洋装店を営んでいた母のアトリエでの成長期を内省します。 そのような考察から誕生したのが、制服の概念や構造、規律、統制に関する全般的な考えを再考する最新ブランド Regulation Yohji Yamamoto (レギュレーション ヨウジヤマモト)。 着る人を守り保護するウェアをデザインする山本は、老境に入り、ドレスメーカーから甲冑を作る鍛冶屋に変身したようです。 ただし、山本の甲冑はファブリックのレイヤードによって作られる甲冑 – お馴染みのジャージ トップスやジャケットで、ミリタリー調の要素とカジュアルな都会性が結びついています。