Maria Black

コペンハーゲンのアトリエを拠点に活動するデザイナー Maria Black (マリア・ブラック) は、優れた審美眼で昔ながらの伝統の技と最先端のテクノロジーを融合させ、ひとつひとつ手作業でファイン ジュエリーを制作しています。 一切の妥協を許さないデザイン哲学をもつ Black は、中性的なフォルムや表情のジュエリーによって、身体装飾に対する認識を問い直さんとしているのです。 2010 年に自身の名を冠したブランドを設立して以来、貴金属によって幾何学的な形を生み出し、これまでにない斬新な方法で、どれほど美しいラインが表現できるかを示してきました。 その創造性の源は、スターリング シルバーと 14k ゴールドに対する長年の愛着と、日本の芸術や文化に感じる深い共感、そして落ち着いたコペンハーゲンの街にあります。 力強いシルエットを支えるのは、シンプルさと流れるようなラインです。 そして、1970 年代のグラム ロック時代から着想を得て、クラシックなイヤリングをアヴァンギャルドなステートメント ジュエリーへと昇華させています。 高級感のあるポリッシュ仕上げのボックス チェーンや、ボリュームのあるアンカー チェーンのネックレスからは、繊細さなデザインと前衛的なデザインの間で見事にバランスをとる技量が見て取れます。 また、フェイクパールの装飾やクリスタルがアクセントになったイヤ カフの控えめな華やかさは、Black が祖母の家で見つけた小さなアクセサリーをイメージしたものです。 気品と先見性を兼ね備えた Maria Black が生み出すさまざまな質感のジュエリーは、目を奪われるほど美しく、人々の心を魅了してやみません。