Safsafu
目移りするほどの娯楽が溢れかえる 21 世紀、次々に新しいものが押し寄せるなかで、安物の雑貨の魅力を引き出すことができる、今までにない感性を持った新時代のクリエイターが生まれています。 Safsafu は、チープ、キッチュ、80年代スタイル、そして一風変わったイランの民族衣装からアイデアを得て、それらをうまくひとつのデザインに取り入れます。 パリでデザインを行い、生産はイタリアで行う Safsafu は、ジュエリー デザイナーの Safu Seghatoleslam によって 2016 年に設立されました。 Seghatoleslam は、巧みな技術で、テイストがぶつかり悪趣味にさえ見える要素を凝縮し、それを、モールの売店で売っているようなスタイルでありながら、眩い光を放つジェムストーンをアクセントにした繊細なゴールドやシルバーの形へと作り替えます。 その造形には、デザイナーの持つ毒気のあるユーモアと率直な歓喜がそのまま表れています。 Safsafu のジュエリーの魅力は、言うなれば、所狭しと並べられたフリーマーケットの掘り出し物、あるいは壊れた電話機から聞こえてくる国境を超えた文化交流の魅力です。 それはまた、情熱的なデザイナー自身の生き様そのものでもあるのです。